バハマ諸島 | バハマ的生活
バハマ諸島の95%は無人島で人の住む島は、30ほどしかない。白い砂浜と何処までも青い海南国特有の強い日差しが降り注ぐ。初めてこの地を訪れたコロンブスは、「この世の最大の美」とたたえ、ジョージワシントンは、穏やかな気候を「永遠の六月」といったらしい。<地球の歩き方より抜粋>
私の住む島は首都ナッソーのあるニュープロビデンス島で政治、経済の中心で次に人口が集中するグランドバハマ島とともに観光地化されメガホテルが聳え立つ。人も多くちょっとローカルも毒されているという感があり、恐ろしく「物価も高い」「不味い」、「サービス悪い」、「日本語まったく通じない」、「日本からとてつもなく遠い」、の5拍子そろっていてローカルは常に横柄な態度で人を取り扱うし、私から言わせると、正直とても勧めできない。
南アの不動産投資会社が建てたメガホテルアトランティスリゾート
行うためのcalicaの事
しかしそれ以外のほとんどの島は、キャット島やロング島、アンドロス島やエグズーマ島のようにわずかに人の住む小さな島で、素朴な暮らしをするどこか懐かしいにおいのする島である。私はそんな素朴な島に釣竿片手に旅をするのをひそかな楽しみであり、この国に住んでいる限りいずれは、全ての島に訪れたいという密かな野望を持っているのである。
「バハマを楽しみたければ、海を渡れ、小さな島へ行け」
そのほとんどの無人島がコロンブスが上陸した時と変わらない手付かずの島々である。それらの島に行く方法は、観光地化された島とは違い、定期便、船の運航はがほとんどない。キャビン(宿泊設備)を備えたチャーター船かチャーター機で行く以外以外に方法がないのだ。
人の手の遠く及ばない、幻というには大げさでも遠い日本から考えるとナルホド、バハマ在住の私でさえなかなか行ける機会があるわけではない。
人がこのサンクチャリーに入れは、何処までも青い海と空とポッカリ浮かぶ島々を眺めつつひたすら水平なフラット移動で人の出入りのほとんどない辺境へと道びいてくれる。
バハマと言う名前はスペイン語のBaja marバハマールに由来するといい、何処までも続く浅瀬の所々にぽっかりと浮かぶ島の風景をこの地を訪れたスペイン人は、バハマールと(干潮)と呼んだ
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このブログの読者の方はご存知かと。度々登場する私の釣り仲間のChang。Lyford Lureというチャーター船でフィッシングを教えたり、釣らせたり、ダイビングをしたり。スキューバダイビングのインストラクターの資格も持つ。バハマの海の中は、竜宮城のようで言葉で描写できないくらい。
メルボルン出身のマレーシア系のオーストラリア人でウエスタン教育を受けた2世である彼は、見た目は私と変わらない何の変哲もない東洋人であるが、生粋のオージーでありアクセントの強いオージーイングリッシュを話す。立派なご両親に育てられた彼は、アジア的思想をもち親子くらいとは言わないまでも、年が離れてるのにもかかわらず、私の親友の一人。バハマに来て6年目、釣りとバハマ暮らしのabcは私が教えた。
彼の働くLyford Lureという55フィートのクルーザー。宿泊キャビンを備えている。
マニラのホテル
私も昨年にこの船に乗って釣りをしたことがあった。料理と釣り腕前を買われて、この船のオーナーから誘われたのだ。1泊2日でトローリングのフィッシングトーナメントに参加し、急遽クルーが必要になりオーナーよりお呼びがかかったのであった。写真は、そのときの1枚
2機の12気筒、1200馬力のドイツ製MANディーゼルエンジンが唸りを上げて軽快にバハマのどこまでも青い海を滑走するのだ。エグズーマ島を中心にサンサルバ島北部まで機動力にモノを言わせた遠征でその時は、2日間で計80匹ほどのシイラを釣り上げオーナーのS氏は、そのトーナメントで見事3位に喰い込んだ。
私といえば、夢のような入れ喰いで、ただ驚くばかり、興奮して震える手を抑えつつタックルの操作をした。
何十匹というシイラが物凄い勢いでルアーを追い、食いつき、走り、水面を飛び、、そして跳ねた。サイズもとてつもなく大きい。こんな凄い釣りをしたことは、今まで無かったので、今もなお史前的な釣りができるという事実は私の心に何時までも残ったのであった。「遠くに行くほどよく釣れる」「釣りは人のいないところに行け」という古言を思い返したい。お駄賃に食べきれないほどの新鮮な魚を頂戴したのでご近所に配りずいぶんと皆に感謝された。
客人としてのチャーター船に乗るお値段はさぞかし高いのであろうと容易に想像できるのだけれど、実際にお値段を聞かされた時は、私のような庶民にはびっくり!この手のチャーター船なら妥当なお値段らしいのだが、いったいどんな人間がチャーターするの?と聞いたら、C hangが「金持ち」と一言。単純明快やな。
主に米国や欧州の、セレブが船を貸しきってわがままを言い放題でスキューバダイビングや釣りやクルージングなどのボート遊びをするらしい。
「日本人は釣りやダイビングが好きではないか?」日本人のお客さんにも来て欲しいとChangは、いう。日本人がバブリーであったのはもう一昔前だけれど、興味と暇と金銭に相当余裕のある方はこちら→
普通の観光客が訪れることのできないバハマの島々と岩礁。彼は、それらの水中を潜りそして釣ることができるのだ。皆からは、「いい仕事だね」、と羨まれるらしいが、私はそのようなJOBは、すこぶるタフであることをちゃんと知っている数少ない一人だ。彼がチャーターから帰ってくると、きっと苦労話と新鮮な魚を我が家に届けてくれる。マナーの悪いGuestの悪口やらブツブツと。ラム酒をすすりながら写真を見てソファーに体を預けて彼の話に静かに耳を傾けるのである。
つづく、、、
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