つい先日、私のブログに併設されている掲示板に年会費の未納について、質問と意見がありました。少し長いですが、質問文を引用させていただきます。

〔例２〕昨年サラトガのメンバーになり、今年の1月に電話でアウラニの予約をしました。一昨日、柿の種さんのＨＰを読んでdvcmember.comで予約をしようと思ったのですがアカウントに問題があるのでメンバーサービスに連絡するようにという表示がでました。それから日本のメンバーサービスに電話したり間違った案内をされたりすったもんだの末、管理費が未納になっているのがわかりました。

管理費はクレジットカードで自動引落扱いにしていたのでＶＩＳＡに問い合わせるとＤＶＣからの請求データのカード有効期限が間違っていたので２回ほど支払拒否になっているとのことでした。昨夜アメリカのアカウントサービスに電話してそれを伝えると、カード番号と有効期限を聞かれ、今度は支払承認されたとのことでした。最初の２回の請求データが間違っていたとしか思えないのですが、データは今回のカード番号と有効期限と同じでした。なぜ前回支払拒否されたのかわからないの一点張りでした。
らちがあかないのでそれはいいとして、問題は管理費が未納ですよとのメール等での通知が全くなかったことです。あのまま放置していればアウラニの予約も強制キャンセルされるところだったのです。たまたまＨＰで予約をしてみようとしてわかったので柿の種さんには感謝するとともに、どうにも釈然としない出来事でした。

〔例１〕の私のケースは既存の契約分と新規の買い増し分のクレジットカードは同じでしたが、コンピュータの中で二つの契約分がリンクされていなかったために、既存の契約分のクレジットカードと買い増し分の契約のクレジットカードが同一であることに疑問を持った？コンピュータが買い増し分のクレジットカードを不正カードと認識してしまったようです。

〔例２〕の質問者のケースは結果的に契約時に登録されたクレジットカード情報と未払いが分かってから入れたクレジットカード情報が同じであったにも関らず、何らかの理由で自動引き落としが出来なかったようです。その理由をクレジット会社はカードの有効期限が違っていたと言ったようですが、結果的に同じカード情報であったわけですから、カード会社の言い分はいささか理解しがたいです。

さて、〔例１〕のケースも〔例２〕のケースもクレジットカードが何らかの原因になって、未払いを起してしまいました。そのことはまた後でふれますが、私のケースと質問者のケースで共通点が一つあることにお気づきでしょうか。

「メンバーサービスに連絡して、初めて『年� �費の未納』が分かった」ことです。

〔例２〕の質問者の方が明確に述べておられますが、『年会費の未納』があるのに、なぜメンバーサービスは連絡をくれなかったのでしょうか。規定では未納があれば、既に入れている予約は自動的にキャンセルされてしまいます。コンピュータの中で未納が起こり、予約がキャンセルされているのに、浮き浮きして飛行機に乗りリゾートに着いてチェックインしようとしたら、あなたの予約はありません・・・となったら、途方に暮れてしまいます。

メンバーサービスは本当にメンバーの利益のためにあるのですかという疑問が出ても、おかしくはありません。そこで、年会費の決済がどのように行われているのか、私が知っている年会費決済の方法と改めてメンバーサービスに確認したこ� ��を合わせますと、おおむね次のようになります。

・年会費は毎年『１月１５日』に登録されているクレジットカードから引き落とされる。
・その時点で決済できない時は日を置いて、もう一度、決済処理を行う。
・それでも決済が出来ない時は『２月１５日』まで待つ。
・２月１５日までに支払いがあれば、延滞料の請求はしない。
・２月１５日に決済が出来なければ、メンバーサービスはメンバー宛に支払いの督促状を発送する。また、同日から規定の延滞料が計算される。
・２月１５日に決済が不能でも、即、予約中のリゾート予約は解約されない。ただし、いつまで猶予されるかは分からない。

仮に、１月１５日以降に年会費の未納が分かったとしても、規定に定めがある、既に入れている予約が機械的に解約はされませんので、一応は安心できるかと思います。しかし、近日中に予約が消えてなくなる恐れはありますので、すばやく対応する必要があります。メンバーが年会費の未納を知る最善・最良の方法はご自身が利用しておられる月々のクレジットカードの利用状況や支払金額を常に把握する癖をつけるのが一番いい方法です。クレジット会社からは郵送やインターネットで来月の支払い明細が送られてきますが、私は日ごろからクレジットカードのホームページで個人環境で、月々の利用状� ��や来月の支払い明細を図るようにしています。こうすれば、年会費の未納も容易に知ることが出来ます。

クレジットカードの利用で考えられる利用できない理由の一つとして、ＤＶＣの友人は興味あることを教えてくれました。クリスマスや年末が近づくと買い物が増えます。その結果、１月の決済時期に一月（ひとつき）の支払い限度額を超えてしまい、結果的に年会費の支払いが出来なくなるケースが多いそうです。アメリカではよくあるそうです。日本でも傾向は同じだと思います。クレジットカードの決済日はだいたい月末の頃か、月初めの頃にあります。ＤＶＣの年会費の決済日はその後の１月１５日です。それゆえ、年会費の決済が出来なくなってしまいます。そのために設けているのが、２月１５日の最終決済期限日です。生活の知恵というか、永年の経験からか、実にかゆいとこ� ��に手が届いています。しかも、決済不能だからといって、既存予約分を即・解約しない配慮。ＤＶＣのメンバーサービスも捨てたものではないですね。

私は海外旅行の時が多いかな？　現役の皆さんだとボーナスの出たクリスマスや年末の頃が多いでしょうか。お店でクレジットカードを使おうとしたら、支払い拒否された。思い当たることがなく、途方にくれ、しぶしぶ現金を出すか、買い物を諦める・・・皆さんはご経験ありませんか。『月々の支払い限度額』・・・不正使用を防ぐ手段ですが、これは盲点です。

ＤＶＣにもカード会社にも責任は全くありません。ただただ本人の落ち度になります。くれぐれも海外旅行や年末の買い物は控えめにするしかないようですね。それとも、前もって、クレジットカード会社に電 話して、支払い限度額を上げてもらいますか？