インルームダイニングは何ですか?
ベラージオのペントハウス・スイートルームに泊まる [KITAGAWA WonderStruck]
ベラージオのペントハウス・スイートルームに泊まる
今回の旅行で唯一、スターウッド系以外のホテルとして宿泊したのが、AAAのファイブ ダイヤモンドにも輝くホテル
「ベラージオ(Bellagio)」。
僕がいつも使うガイドブック「るるぶ」の説明によると、「一生に一度は泊まってみたい、大人のための贅沢なホテル」とのこと。実際はどんなものでしょうか。
せっかくなのでペントハウスに予約を入れたところ、空港までストレッチ・リムジンで迎えに来てくれるなど、極上のサービスもゴージャスな演出も期待を裏切りません。
値段や内容など細々としたことは気が向けば追記するとして、とりあえず写真をアップしておきます。そうそう、このホテルは映画「オーシャンズ11」の舞台としても有名ですね!
到着
運転手さんの出迎えも完璧で、マッカラン国際空港からホテルまでは流れるように移動です。送迎はホテル側からメールでオファーがあり、日程をファクスで送っておいたところ、空港にリムジンを差し回してくれたようです。
ホテルのチェックイン・チェックアウトは、VIP用のコンシェルジュ・デスクが使えます。
約4000室の大きなホテルなのでレセプションも慢性的に混雑しており、これは嬉しいサービスです。この専用デスクはエントランスすぐにありながら、入り口のドアに表示が無いので一見存在が分かりません。中は小さいながら、対応はスピーディ。スナックや飲み物も無料です。
ベルにエスコートされて、スイートのフロアー行きのエレベーターへ。荷物はもちろん、放っておいてもリムジンのトランクからお部屋のクローゼットに運んでくれます。
またお部屋はペントハウスなので、当然のことながらホテルの最上部に位置しており、僕らの部屋は33階でした。名前だけのスイートではなく、ちゃんと居間と寝室が分かれている本当のスイート仕様です。
リビング・ダイニング
入ってすぐはリビングルーム。
ソファは充分な大きさで座り心地もよく、何度もここでうたた寝してしまいました。ページ一番上の写真の方が分かりやすいかもしれません。(僕が写っちゃってますが)
テレビはNHKも入ります。ただし届く新聞は英語です…
床の大理石はイタリア産、巨大な窓も開放的です。
バー・コーナー
お部屋には「ミニバー」ではなく、本当にバーカウンターがあります!
内側には冷蔵庫が2つあり、片方は空っぽなので好きなものを入れられます。
備え付けの内容も充実していますが、コンプリメンタリではないので、僕はもっぱらメキシコから持ってきたテキーラでカクテルを作って飲んでいました。
ここまで来ると、今度は部屋にバトラーが欲しくなってしまう人は、完全に贅沢病ですね(笑
高級ホテルらしく、お湯は沸かせないので(暖かい飲み物はルームサービスで頼めということです)、僕のようにコーヒーを飲みまくる人は携帯湯沸しがあると便利です。
ベッドルーム
このベッド、寝やすいんですが、床からの高さがかなり高く、よじ登る感じ…
落ちたらちょっと危なそうですよ。
寝心地は最高ですが、もう少し頑丈に作って欲しいですね。(意味深
お部屋はドアだらけで、部屋中の電気を点けて回るだけで一仕事です(笑
また、天井の高さがかなりあり、非常に広々と感じます。
テレビは合計4つ、トイレは3ヶ所、イスやチェストは使い切れないくらいいっぱいあります。
統一感があってよいのですが、掛かっている絵がいまいち…高級なものだったら大変な失礼ですが、どうも存在感が無い。
このホテル、レストランに本物のピカソの絵を並べるくらいなんですから。
バスルーム
ダブルシンク(洗面台が2つ並んでいる)はラグジュアリーホテルで時々見ますが、バスルームそのものを2つ並べて作ってあるのは、初めて見ました。
女性用と男性用で、バスルームが2つあり、その中にクローゼットやトイレもそれぞれあります。んー、1つのバスルームだけで寝泊りできそうなほどの広さです。
写真は大きいほうのバスルーム。バスルームなのに床がカーペットとは!
このバスタブ、すぐに満水になるのはもちろんのこと、反対側まで足が届かないくらい広く、もちろんジャクージ(ジャグジー)付き。乾燥へちまやバスソルトもあり、嬉しいですね~
(バスピローがあれば、完璧でした。)
もうひとつあるバスルームはバスタブは無いけどシャワールームにスチームサウナ付きでした。
インルーム・ダイニング
こうなると、部屋から出るのも面倒になり、インルーム・ダイニング つまりルームサービスの出番が多くなります。
食事を頼みますと、素晴らしいスピードでワゴンがやってきて、あっという間にテーブルをセットアップしてくれます。
ホテル内のレストラン(なんと14ヶ所あります!)も、コンシェルジュへの電話1本で即座に最高の座席を用意してくれるのですが、このインルーム・ダイニングの贅沢さにはかないませんよ。好きな時に好きなだけ食べて、放っておけばよいのですから。ちなみにこれ、夜の2時です。
焼き加減から付け合せ、ソースの種類や味付けにいたるまで、かなり細かくリクエストできます。(というか、聞かれます。)
2品頼んだだけなのに、お皿が10個も並び、当然のように食べ切れません…2人で1万円もしないので、食べに行くよりお得なくらいですね。
感想
このお部屋の面積は142.5平米。
体感的な広さは相当なもので、ものを置く位置を決めないと、お部屋の中を行ったり来たり、かなり疲れることに…
ちなみにこのホテルにはさらに広い部屋もあるのですが、室内に会議室が付いたりして、もうどう頑張っても使いこなせないので、2人で泊まるならこのペントハウス・スイートが一番広い部屋ということになると思います。
気になった点といえば、やや建てつけに古さを感じるところ。
(アメリカは高級ホテルでも電気系統が日本よりぼろいことが多いです。)
クローゼットの扉や電灯のスイッチなどは、よく触るところだけに気になりました。
また、お部屋は禁煙ではありません。特に臭うことはありませんでしたが、禁煙ルームが無いとは今時いかがなものかと思いました。
しかし内装には良いものを使っているようで、非常にゴージャスなお部屋ですし、出会ったホテルマンの対応も不満の無いものでした。
ラスベガスに来たら最高級ホテルのペントハウススイートに連泊してセレブ気分を味わってみたい!という長年のささやかな夢は叶えられました。リムジンでの送迎までしていただけて、大満足。その他にも滞在を快適にするVIP待遇がいくつかありましたので、そのうち情報をまとめたいと思います。
さてこのお部屋、高そうに見えるでしょうか?僕はホテルに直接予約を入れていますが、普段都内で泊まっているホテルと同じくらいの料金なんですよ!
それでも決して安いとはいえませんが、この内容であれば充分にコストに見合っていると思います。また機会があれば、他のホテルのスイートにも泊まってみたいですね。
ベラージオ(Bellagio)
→ 2010年アメリカ旅行インデックス
0 コメント:
コメントを投稿